保健医療学部開設30周年記念サイト
30th Annivarsary

歴史をつないで、
一歩、未来へ。

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ごあいさつ背景

Greeting & Messageごあいさつ

保健医療学部
開設30周年に寄せて

Greeting

山下敏彦

ご挨拶

札幌医科大学理事長・学長

山下敏彦 Toshihiko Yamashita

2023年、札幌医科大学保健医療学部は、開設30周年を迎えました。1983年に衛生短期大学部として開設された本学部は、今や全国有数の保健医療系学部へと発展しています。これまで輩出した看護師、理学療法士、作業療法士、助産師、保健師は約2,500名を数え、北海道はもとより全国で活躍しています。
医療系総合大学である本学にとって、保健医療学部と医学部はまさに車の両輪であると言えます。学部間の研究者の交流によって、多くの優れた研究成果が生み出され、世界に向けて発信されています。附属病院の「看護キャリア支援センター」や「スポーツ医学センター」等においては、両学部のスタッフが協同して先進的な医療と医療人育成を展開しています。
札幌医科大学は、2022年末に新キャンパスが完成し、「新生札幌医科大学」として新たな歩みを始めました。両学部を有する医療系総合大学であることは、本学にとっての最大の「強み」であり「魅力」でもあります。保健医療学部が今後一層輝きを増し、新たな高みへと邁進することを祈念しています。

片寄正樹

さらなる飛躍にむけて

保健医療学部長

片寄正樹 Masaki Katayose

保健医療学部が目指すものは、保健・医療・福祉の充実そしてその学術に寄与できる人材育成であり、これにむけ歴代の学部長を中心に歩んできた30年で多くの実績を積み重ねてきました。なかでも、卒業生の輝かしい活躍が印象的であり、これら人材育成にむけた教育や研究環境の高度化を推進してきた本学の歩みも的確であったように思います。

そして今、社会はCovid-19による影響や人生100年時代そしてSociety 5.0など社会システムと価値観の変容から、健康と生活の質(Quality of Life)や ウエルビーイングにむけた知と実践である保健医療学の果たすべき役割と専門性をクローズアップしてきたように思います。何よりも保健医療学の知見と実践を社会に還元していくことがこれまで以上に求められることを感じています。

学部創設30年の実績、衛生短期大学部創設からの40年の実績を礎に、変化する社会に応じたこれからの保健医療学を牽引するべく、教職員一丸となり卒業生・修了生という人財と連携しながら新たな実績を積み重ねていく契機としたく思います。

Message

History沿革

沿革

1983(昭和58年)

札幌医科大学衛生短期大学部開設

history1

短大1期から10期まで
看護学科498名、理学療法学科200名、
作業療法学科196名を輩出

1992(平成4年)

文部省より保健医療学部設置許可

history2
Begin

1993(平成3年)

札幌医科大学保健医療学部開設

history3

1995(平成7年)

衛生短期大学部閉校

1998(平成10年)

札幌医科大学大学院
保健医療学研究科修士課程開設

2000(平成12年)

大学院保健医療学研究科
博士課程後期
理学療法学・作業療法学専攻開設

2003(平成15年)

学部開設10周年記念誌発行

history4

2006(平成18年)

大学院保健医療学研究科
博士課程後期看護学専攻開設

2008(平成20年)

中国佳木斯大学との交流協定調印

2011(平成23年)

香港理工大学との交流協定調印
カナダアルバータ大学
リハビリテーション医学部と交流協定締結

2012(平成24年)

札幌医科大学助産学専攻科開設

history5

2013(平成25年)

カナダアルバータ大学
看護学部と交流協定締結

学部開設20周年記念式典挙行

history6

2014(平成26年)

リハビリテーション実習施設完成

看護キャリア支援センター開設
理学療法士・作業療法士研修センター開設

history7

2017(平成29年)

保健医療学研究棟新棟完成

history8

2019(令和元年)

地域貢献推進センター開設

2020(令和2年)

札幌医科大学専攻科
公衆衛生看護学専攻開設

Now

2023(令和5年)

学部開設30周年を
迎えました

30th
Future

Achievement30年の実績

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REP Talk卒業生の活躍

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明日へ、未来へ、 次の30年へ。

札幌医科大学の建学の精神の中に、進取の精神と自由闊達な気風という一文が記されています。
それは世間体に縛られることなく自己研鑽に取り組んでほしいという学生へのエールである一方、
保健医療の重要性とそこに資する人材の必要性を先見し、
衛生短大の設立、外国人講師の招聘、 四年制への改革、大学院の設立などの
学部改革に尽力した関係者の皆様、さらに保健医療という舞台で活躍する
卒業生の勇姿を象徴する言葉でもあります。

そして今を生きる学生や教職員らは、
諸先輩が紡ぎ、 卒業生が積み上げてくれた、
貴重な歳月の礎の上に立っています。

深化する研究テーマ、国際化・IT 化への対応など、
今本学部を取り巻く環境は、 激動の様相を呈しています。
しかし、30年の節目を迎える我々の胸中にも進取の精神や自由闊達な気風が息づき、
建学のバトンを後陣に引き継ぐという尊い使命を支えているのです。

明日へ、未来へ、次の30年へ。
新しい保健医療の道を歩み始める 本学部に、
どうかご期待ください。

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